皆様、あけましておめでとうございます!今日から始動という方も多いのではないでしょうか?いよいよ平成最後の年末年始、年が明け今年は新元号の元年となります。一体どんな年号になるのか私も楽しみにしています。以前、出版社の方からお話を頂き仕事の合間でコツコツと執筆した拙著「生前と死後の不安に備える終活読本」…
民法第1004条1にこのような条文があります。「遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、その検認を請求しなければならない。遺言書の保管者がない場合において、相続人が遺言書を発見した後も、同様とする。」とあります。遺言はそれを書いた遺言者の最期の意思を尊重しようと…
最近は「終活」という言葉がマスコミなどで取り上げられるようになり自分の人生の締めくくりを自分の希望通りにしたいという事で様々な事が注目されています。その中でも最近ご相談を受ける事が多いのが遺言についてです。良く勘違いされている方も多いのですが遺言は遺書とは違います。遺書と言えばTVドラマなどで自殺を…
最近のニュースである芸能人の方が自身の芸能生活60年を祝うパーティの当日に会場のホテルの段差で転んで怪我をしたというニュースが流れていました。先日、当協会で受けたご相談でも、自宅での転倒事故で骨折してそれを契機に自宅での生活に不安が生じてしまい施設への住替えを検討したいというご相談がありました。 …
最近は「終活」という言葉を耳にします。葬儀や墓など人生の終焉に向けての事前準備などの意味で平成21年に週刊朝日が造語として造ったのが始めのようですが、最近ではそれだけにとどまらず「人生のエンディングを考えることを通じて自分を見つめ、今をよりよく、自分らしく生きる活動」のこと全般を指す言葉として定着し…
平成29年5月29日(月)から,全国の登記所(法務局)において,各種相続手続に利用することができる「法定相続情報証明制度」が始まりました。 現在、相続手続では,お亡くなりになられた方の生まれてから亡くなるまでの全ての戸籍(除籍)謄本等、また、亡くなられたご本人と各法定相続人との繋がりを証明できる全…
都市部の地主さんなどが、自らの所有する土地に金融機関からお金を借りてアパートやマンションなどを建設するというのは昔から良く行われている相続対策です。これによって得られる効果としては、土地の課税評価が更地から貸家建付地となることにより、例えば借地権割合が60%の地域であれば、自用地よりも約18%程度相…
最近、成年後見制度との併用や、遺言などに代わる財産承継のツールとして注目されている新しい制度で家族信託があります。家族信託とは平成19年に信託法が改正施行されてこれまで信託銀行などが行っていた商事信託に加えて運用できるようになった「家族型の民事信託」の事です。これまで日本で信託といえば、信託銀行など…
日本では現在、先進国の中で先がけて少子高齢化による人口減少が進行しています。総務省が5年ごとに発表資料によると、全国の空き家の件数は平成20年度の調査では757万戸だったものが、その5年後、平成25年度の調査では、さらに63万戸増えて820万戸になっています。この数字が一体どの位の件数かというと、東…
内閣府の統計資料によると、平成27年時点で65歳以上の高齢者単身者世帯。いわゆるお一人様世帯の数は、昭和55年当時に比べて男性で約10倍の188万世帯、女性で約6倍の411万世帯となっています。増加比率では男性の方が多いですが、絶対数でみると女性の方が男性の倍以上の数に上ります。また、65歳以上の高…