皆様、あけましておめでとうございます!今日から始動という方も多いのではないでしょうか?いよいよ平成最後の年末年始、年が明け今年は新元号の元年となります。一体どんな年号になるのか私も楽しみにしています。以前、出版社の方からお話を頂き仕事の合間でコツコツと執筆した拙著「生前と死後の不安に備える終活読本」…
【質問】 相談者 町田市 60代 女性 S様 父が10年程前に亡くなり実家で一人暮らしだった母が昨年から施設に入りました。兄弟は姉と弟がおりますが二人とも関東以外の地域で生活しているので殆ど母の身の回りの事は私が面倒をみています。母が亡くなった場合遺産は兄弟で3等分と聞きましたがそれでは少し納…
民法第1004条1にこのような条文があります。「遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、その検認を請求しなければならない。遺言書の保管者がない場合において、相続人が遺言書を発見した後も、同様とする。」とあります。遺言はそれを書いた遺言者の最期の意思を尊重しようと…
【質問】 相談者 藤沢市 70代 男性 M様 親が亡くなり相続になりました。相続財産は親が住んで居た実家の相続でそうすれば良いか困って居ます。私も兄妹も持家があるので誰も実家に住む予定は有りませんがどのように相続すれば良いでしょうか 【回答】 最近受けるご相談で不動産の相続に関する…
最近は「終活」という言葉がマスコミなどで取り上げられるようになり自分の人生の締めくくりを自分の希望通りにしたいという事で様々な事が注目されています。その中でも最近ご相談を受ける事が多いのが遺言についてです。良く勘違いされている方も多いのですが遺言は遺書とは違います。遺書と言えばTVドラマなどで自殺を…
最近は「終活」という言葉を耳にします。葬儀や墓など人生の終焉に向けての事前準備などの意味で平成21年に週刊朝日が造語として造ったのが始めのようですが、最近ではそれだけにとどまらず「人生のエンディングを考えることを通じて自分を見つめ、今をよりよく、自分らしく生きる活動」のこと全般を指す言葉として定着し…
内閣府の統計資料によると、平成27年時点で65歳以上の高齢者単身者世帯。いわゆるお一人様世帯の数は、昭和55年当時に比べて男性で約10倍の188万世帯、女性で約6倍の411万世帯となっています。増加比率では男性の方が多いですが、絶対数でみると女性の方が男性の倍以上の数に上ります。また、65歳以上の高…
先日、相続の分野で今後大きな意味を持ちそうな判例変更がありました。遺産の中の預貯金の取り扱いについて、2004年の最高裁判例では、原則、預貯金は当然分割され遺産分割の対象にならないとしていました。これによって、例えば、相続人の中で故人の生前、多額の生前贈与を受けている相続人がいた場合、遺産分割がとて…
普段私たちがお手伝いしている高齢者の方が抱える問題は、とても多岐に渡ります。ご自宅から老人ホームなどへの住替えを検討される場合、行先の施設探しだけでは無く、ご自宅の売却の問題、それに付随する家財処分などの問題、また、それ以外でも施設に入居した後、自分が生活して行く上で誰かにサポートしてもらいたい、例…
【質問】私は現在80代で数年前に主人を亡くし現在都内の一戸建てに一人で住んで居ます。私たち夫婦には子供がおりませんので身の回りの事など、姪(主人の姉の子)がたまに様子を見に来てくれます。寝室が2階にあるので毎日階段の上り下り必要なのですが最近はそれも段々辛くなって来ました。おかげさまで私は未だ要介護…