先日、相続の分野で今後大きな意味を持ちそうな判例変更がありました。遺産の中の預貯金の取り扱いについて、2004年の最高裁判例では、原則、預貯金は当然分割され遺産分割の対象にならないとしていました。これによって、例えば、相続人の中で故人の生前、多額の生前贈与を受けている相続人がいた場合、遺産分割がとて…
ホームドラマなどでも良く題材に使われる嫁姑の関係、家はとても仲が良いのよ、と仰る方も居るかもしれませんが、必ずしも上手く行っているご家庭ばかりでは無いようです。 例えば、ご主人の両親と同居していたご夫婦でご両親がご存命の内にご主人が先にお亡くなりになったとします。さぁ、あなたならどうしますか?義理…
普段私たちがお手伝いしている高齢者の方が抱える問題は、とても多岐に渡ります。ご自宅から老人ホームなどへの住替えを検討される場合、行先の施設探しだけでは無く、ご自宅の売却の問題、それに付随する家財処分などの問題、また、それ以外でも施設に入居した後、自分が生活して行く上で誰かにサポートしてもらいたい、例…
近年、相続問題が注目される中、様々な相続対策にまつわる情報が紹介されています。その中の一つに高層マンションの上層階を購入するというものがあります。これはどういう対策かというと、通常、マンションにかかる固定資産税は、床面積が同じなら、下層階でも上層階でも同じです。しかし、分譲時の販売価格や中古市場での…
最近は、終活ブームでエンディングノートや遺言などに注目が集まっています。そういったテーマで様々なセミナーなども開催されていますのでそこで知識を得てもうすでに準備したという方も多いのではないでしょうか? 遺言書などはその内容にご自身の財産に関する事や親族関係に関する事など重要な個人情報が記載され…
皆さんお引越ししたことありますか? 恐らく、ほとんどの方が1回位は経験したことがあるのではないかと思います。 荷物をまとめたり、要らないものを整理したり、引越し業者の見積もりを取ったり・・・ 結構やることが多くて大変です。 高齢者の方が自宅から有料老人ホームなどへ住替えをされ…
前回のblog記事で、遺言書がある場合の相続手続きについてお話しました。今回は遺言書が無い場合はどのような手続きが必要かについてお話したいと思います。ご家族が亡くなり相続が発生した場合、法的に有効な遺言があれば、原則、遺言で指定された内容に基づいて相続が行われます。遺言が無い場合、まず行わなければな…
身近なご家族が亡くなった時、あなたはどうしますか?日本は超高齢化社会を迎えており、内閣府発表の統計資料では、2060年には75歳以上の方が人口の約27%を占め4人に1人が75歳以上ということになるそうです。当然、今後ご家族が亡くなり相続手続きをしなければならない状況に直面する方も増える事が予想されま…
先日のニュースで、東京23区内で死亡した単身の高齢者の数が昨年、初めて3000人を超えて、統計を取り始めた13年前の2倍以上に増えたと報じていました。男女別で見ると男性が63%、女性が37%で男性の比率が比較的高いそうです。このような孤独死のケースで身寄りがないなど、ご遺体の引き取り手がない場合、区…
親はいくつになっても子供の事が可愛いものです。ですから生前贈与で親が子供の住宅取得資金を援助する話は良く聞きます。相続税を計算する場合、税法上、相続発生3年以内の生前贈与については相続財産に持ち戻して(計算上一旦戻して)計算しなければなりません。しかし、それ以前の贈与分については既に贈与税を納付して…