経済産業省の資料によると、現在日本の企業のうち約99.7%が中小企業、あるいは小規模事業者だそうです。私も仕事柄、高度成長期に裸一貫会社を起こし、時代の荒波を切り抜けて来た中小企業の社長さんとお会いする事も多いですが、皆さんとても若くてエネルギッシュな方ばかりです。 しかし、そのような方々も、…
高齢化と核家族化が進み、高齢者の単身世帯が増加しています。それに伴って、一人暮らしの高齢者が家族としてペットを迎え、心の糧にするケースも増え続けています。 アニマルセラピーという言葉があるように、動物による癒やし効果は多くの人々が認めるところです。実際に、ペットと触れ合う事で、医学的にプラスの…
みなさん一次相続と二次相続という言葉を聞いた事がありますか?例えば、ご夫婦と子供2人の家族で最初にお父さんが亡くなったときの相続が「一次相続」で、その後お母さんが亡くなったときの相続を「二次相続」と言います。 平成27年の1月1日から相続税の基礎控除額が4割引下げになったというニュースはみなさ…
高齢者の自宅売却のお手伝いをしていると、認知症などでご本人の意思能力に問題は無い場合でも、お体が不自由で契約や決済の場にご本人が立ち会って頂けないケースも多々あります。その場合売買契約の締結や残金決済のときにお子様やご親族など代理人の方に代わりに立ち会って頂いたり、あるいは売主様、買主様は動かずに持…
空き家対策を進める特別措置法が平成27年5月26日に完全施行されました。これに合わせ、国土交通省は、周辺環境に悪影響を及ぼし撤去命令などの対象となる「特定空き家」の判断基準を示しました。 同省が市町村向けに公表したガイドラインによると、著しく傾いているなど建物自体の問題に加え、良くワイドショー…
皆さん、「おしどり夫婦」といえば仲の良い夫婦の代名詞ですよね。辞書で調べると、「夫婦などの男女がむつまじく、いつも一緒にいること。また、そういう男女のたとえ。」などと書いてあります。 その昔、オシドリのつがいの1羽を捕らえてしまうと、残ったもう1羽がいなくなった相手を思い続け、挙句の果てに死ん…
3大都市圏の特定市において、その相続財産の中に生産緑地地区の指定を受けている土地がある都市型農家にとって相続の問題は非常に頭の痛い問題です。 もし、相続が発生したときに営農を継続する農業相続人がいれば相続税の納税猶予の手続きを行い、農業投資価格による評価(東京都でも10アールあたり田:900千…
2012年に日経リサーチが50歳以上の既婚者に対して行った相続に関する意識調査(以下、同調査という)によると、これまで相続財産を受取った経験があると答えた人は39%で相続経験者は約4割、残りの約6割の人は相続未経験者であることが解りました。 以前相続業務で、90代の男性から亡くなった奥様の相続…
賃貸と売買どちらが良いか?老人ホームなどへの入居に際して、自宅の売却を検討されているお客様に良く聞かれる質問です。自宅を売却しなければ決定的に入居資金が足りない方でしたら考える余地はないのでしょうが、入居金は自己資金でまかなえるけど、入居後の利用料や生活費、医療費などの負担を考えると少し余裕をもって…
皆さんのお宅のお隣との境界ってどうなっていますか?ブロック塀、板塀、生垣・・いろいろな境界の区切り方があると思います。 お隣同士の境界をめぐるトラブルは不動産売買の現場で、非常に良く耳にする話です。例えば、お隣との境界が元々板塀で仕切られていました。ところが、長年の雨風で板塀が腐って来たので、…